ぶっとい前足は

大きくなる証。
 と言っていたのはマンガ「動物のお医者さん」でしたが(言われていたのは幼犬時代のハスキー犬のチョビ)、人間の場合は赤ちゃんがどうだったかはともかく、前足、もとい前腕がぶっとくなるのはお父さんになったとき、という印象があります。

 ことのはじまりはとっても二枚目で、かつ少し線の細い印象のあった先輩が、片手に赤ちゃんを抱きかかえ、片手でキーボードをタイプしているという実にたくましい姿を目撃したとき。あら、前腕太くなったかしら、ということで、それからは歴代パパになりたての諸先輩の前腕をちょっと注意して眺めていたわけですが、みなさん見事に筋肉がつきます。育児に協力的なパパ揃いの研究室でまことに結構なことでございます。

 という話を女性陣にすると、え〜女のほうはもっと腕が太くなるのよ〜と文句を言われるわけですが、なんかあんまり区別が付かないのは産後の肥立ちと紛れてしまうせいなのか、それとも腕全体が太くなるので筋が張ってくる男性のように目に見えてはっきりするわけではないせいか、微妙なところではありますがまあ余り印象がないのです。ちょっと話をぼかすと、たぶんお母さんになったこと全般の変化の印象が強くて、部分対象に特定された注意が向かないということもあるかもしれません。その点お父さんは何か変わるというわけではありませんが、前腕にその兆しがはっきりと現れます。

 ということで、先日もご夫妻共に仲良しの家の赤ちゃんお披露目(祝三ヶ月!)に出かけていったわけですが(某研究室を代表する子守男と言われる日も近い、たぶん。。。)今回はお母さんも精神分析についての教育を受けたキャリアがあるということで、いろいろ面白いお話を聞くことができました。

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