2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

月は東に

月は東に 今日は雨。春雨。川沿いを傘さして歩いていると、中州を占領した菜の花が綺麗。回りの雑草の緑もまだ若いので、黄色とよく融けます。この時期は一日一日の移り変わりが激しくて、書くネタにも事欠きませんね。なににつられて出かけたというわけでも…

眠りの神

ってなんだっけ、としばしことしばし。またしてもグーグルのおせわになって、ああ、そうだ、ヒュプノスだ、ということに気づきます。催眠とか、結構専攻領域に頻出するはずじゃん、と、少し反省。 まあ、そんなことを考えるのも、春眠暁を、にしても度を超し…

美女の条件

今日はちょいと初仕事の場所に行って来たのですが、ビックリするぐらい良い天気でした。 名にし負う柳が綺麗。本当に、この時期のつかの間だけの美しさです。女性の美と一緒ですね、といったら怒られましたが。 でも、中国では柳眉柳腰ほか、柳と言えば美女…

くれなゐの

二尺伸びたる 薔薇の芽の 針やわらかに 春雨の降る正岡子規でしたね。これも子供のころの教科書だったような気がします。我ながらおそろしく文学に無知無勉強であることがよくわかりますね。そして、ガキがなんといおうと名作を子供のころから無理から詰め込…

血液型

先日友人と話をしていたときのこと、酒も入っていたせいでしょうか、話は流れ流れて血液型に。 わたしは全く無知なのですが、先日のあるある大辞典かなにかでも取り上げられた、とかいうことで、その手の話大好きっこな友人のハートに火がついたようです。。…

旬のもの

春の宵からこんな選曲もどうかと思いますが、なぜかふっとツィンマーマンのラフマニノフのコンチェルトを聴いていました。 各声部がこれだけクリアに聞こえるのはまれじゃないかな、というのと、低音の異様なまでの充実っぷりと、いろいろと聴き応えのあるい…

花冷え

一雨ごとに、と良く申しますが、昨日今日の雨はどうも一雨ごとに暖かくなる、というほうではありませんでした。まさに花冷え。花散らしの雨にならなかったのがせめてもの幸いです。 この夜の冷え込みようなら、思ったより桜、保つかもしれませんね。さて、今…

バグパイプ

まさに桜満開春全開の陽気ですが、我が家にはそんなまことにジャポネスクな季節とは少々場違いな闖入者が。 いや、べつにひとではありません。音です。バグパイプ。去年の秋口あたりから、でしょうか、あるいはもうちょっと前からだったでしょうか。謎のイン…

梨咲くと

葛飾の野は との曇りだれの俳句だろうということはどうしても思い出せなかったのですが、水原秋櫻子らしいですね。グーグル偉大です、ありがとう(その偉大さ故のいろいろ問題もあるらしいけど)。 梨の花の満開の中、小雪の舞う中生まれてきた、らしい姉の…

さくら

日中はすっかり春の陽気ですが、風の中にわずかにのこる冬の名残を警戒して、一枚余分に羽織っていったものの、それでもやはり夜桜には少々肌寒い晩でした。さて、今回はデカルトのコギトに関して。なにやら壮大ですね。いわゆる、フーコーvsデリダのコギト…