見返り美人

おねがい

このはなしはたぶんに誤解を招くおそれがありますので、よろしければ過去三回のログをお読みの上、極めて学術的なはなしであるという前提の上お読みくださいますよう、伏してお願い申し上げます。

さて、恥という感情を考える上で、存在からの呼び声、というハイデッガー的な観点をふまえたうえでのぞきを考えたサルトルラカンをあわせて検討してきたわけですが、、、

すべての人文科学的な学術研究がそうであるように(そうあるべきであるように)このはなしも日常的な経験と実感に裏打ちされたものです。
チューブトップの女性の胸元でも、女子高生の短すぎるスカートでもいいのですが、世の男性諸子なら分かってくださいますように(ぜったいですよね、ね、ね)あれ、どうしてものぞき込んでしまいますね。

そして、おおかたの男性なら分かってくれることと思いますが(そしておおかたの女性は分かってくれないことと思いますが)あれ、覗きたくて覗いているとは限らないのです。
そんなときひらめいたのは、そう、この感じ、むしろ「相手からの視線を感じたので思わず振り向いて見返した」という、あの感じに近いのです。
まあ、そんなわけで、おもわず胸元に目がいってしまい睨まれたそんな日には「俺が先にのぞいたんじゃない、そっちが先に睨んできたんじゃないか」と、声を大にして力説したいのですが。。。

男性諸子は結構分かってくれるのですが、いまだ女性からの賛同を得られたことはありません、あたりまえですが。

いや、そんな自分を自己弁護するためにラカンからサルトルハイデッガーに到るまで援用するのもどうかとは思いますが。。。